WBC 初戦先発投手予想

11月5日(土)13:30、東京ドームにて栗山監督率いる侍ジャパンの初陣となる日本ハムファイターズ戦が行われる。先発は石川柊太(ソフトバンク)。2018年に行われた日米野球で代表に選出されるも故障の影響で辞退となっていた。鋭く変化するパワーカーブが持ち味。今年の成績は防御率3.37、7勝10敗、106奪三振で際立った成績を残したわけではないが、侍ジャパンデビュー戦では自身の持ち味をしっかりアピールしてもらいたい。

今回は、2023年3月8日に開幕する第5回WBCの初戦、先発投手を予想してみたい。

まずは過去大会の初戦先発投手と各投手の前年成績はこちら

試合日対戦国先発投手前年成績
2006年3月3日中国上原浩治9勝12敗、防御率3.31
2009年3月5日中国ダルビッシュ有16勝4敗、防御率1.88
2013年3月2日ブラジル田中将大10勝4敗、防御率1.87
2017年3月7日キューバ石川歩14勝5敗、防御率2.16

1次ラウンドは4チームの総当たりで行われ、上位2チームが2次ラウンドに進む。初戦を落とすと残り2戦を勝利したとしても自力で突破できない可能性が出るためどうしても勝利したい。その意思が先発投手に表れている。過去4大会とも初戦はその当時の球界を代表する投手が先発を務めていることがわかる。

特に2009年のダルビッシュ有は前年2008年シーズンは16勝、防御率1.88という驚異的な成績を残している。2013年の田中将大は同年シーズンを24勝0敗というこちらも驚異的な成績を残している。

2022年シーズンの投手成績を振り返ってみよう。

セリーグ1位パリーグ1位
防御率青柳(2.05)山本(1.68)
勝利青柳(13勝)山本(15勝)
勝率青柳(.765)山本(.750)
奪三振戸郷(154)山本(205)

なんと言っても山本由伸(オリックス)の4冠が際立ったシーズンと言える。となると初戦は山本由伸が最有力なのは変わりないが、MLB 大谷翔平も参加に前向きな姿勢を見せていることから、贅沢な悩みとなりそうだ。

初戦は2023年3月9日、中国。2戦目は3月10日、韓国。接戦が予想される韓国戦に誰を持ってくるのかを軸に先発プランを組み立てることになると思われるが、現時点では山本由伸が先発となる可能性が最も高い。

阪神投手陣、青柳、湯浅の活躍も期待したい!

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