11月4日、東京ドームで栗山監督の侍ジャパン初陣となる日本ハムファイターズ戦が行われ、5−4で侍ジャパンが勝利した。
初回、近本が3ボール1ストライクから高めに投じられたストレートをジャストミートし、1、2塁間を抜くヒットを放つと、2番近藤の打席では初球から2塁へ盗塁をきめ、機動力を見せつけた。捕手の悪送球も重なり無死3塁のチャンスを作ると近藤がレフトへ犠牲フライを放ち、近本が栗山初得点のホームを踏んだ。
その後、牧、森、村上がホームランを放ち、最終回は大勢が3人で締めくくった。
課題としては投手陣が11安打されたことだろう。WBC本番では、環境、審判の采配、ボールの違い、慣れない外国人特有の変化球などから今日の試合ほど得点が取れないことが予想される。そうなった時にいかに点を取られない守り勝つ日本のスモールベースボールが展開できるかがポイントになってくる。
そういう意味で、足のある近本と中野をそれぞれ1番と9番にすえ、2番には出塁率4割の近藤をおいているところからも栗山監督の意図が感じられるオーダーではないだろうか。
試合結果
スコア
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 日 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 4 | 11 | 1 |
| JPN | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | X | 5 | 6 | 0 |
バッテリー
| 日 | 上沢、加藤、齋藤友、玉井、鈴木、北山、石川直ー宇佐見、古川裕 |
| JPN | 石川、高橋宏、森浦、大勢ー森、甲斐 |
責任投手
| 勝 | 石川 柊太（1勝0敗0S） |
| 負 | 加藤 貴之（0勝1敗0S） |
| S | 大勢（0勝0敗1S） |
本塁打
| 日 | |
| JPN | 牧 秀悟1号（1回裏ソロ） 森 友哉1号（4回裏2ラン） 村上 宗隆1号（6回裏ソロ） |
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