阪神タイガース「史上最大の下剋上」へCSファーストステージ突破!

試合結果

スコア

123456789
000102000362
011000000250

バッテリー

才木、浜地、岩貞、西純、湯浅-梅野
濱口、入江、エスコバー、伊勢、山崎-戸柱、伊藤

責任投手

岩貞 裕太(1勝0敗0S)
濱口 遥大(0勝1敗0S)
S湯浅 京己(0勝0敗2S)

本塁打

佐藤 輝明1号(4回表ソロ)
宮崎 敏郎1号(2回裏ソロ)

戦評

先発の才木が2回裏、先頭の宮崎にライトスタンドへソロホームランを浴び先制を許す。続く3回裏にはワイルドピッチで1点を追加され重苦しい展開に。このまま貧打に泣き、完封されるかに思えた。

しかし、意地を見せたのは若き虎の主砲、佐藤輝明。4回表、センターバックスクリーン右にソロホームランを放ち反撃の狼煙を挙げた。

6回には先頭の2番北条がレフト線への二塁打で出塁すると、続く好調の近本がライトフェンス直撃の二塁打で同点に追いついた。さらに1死後、5番原口のレフト前ヒットでセカンドランナーの近本が生還し勝ち越しに成功!近本がホームに滑り込んだ時の佐藤輝明の大きなガッツポーツが阪神ナインのファーストステージ突破にかける強い思いを象徴しているように思えた。

3−2とリードした終盤は阪神タイガースが誇る鉄壁の継投に入る。西純が昨日に続くプロ初の連投でマウンドに上がり2回無失点。8回から湯浅が登板、回を跨ぎ9回最終回も湯浅に任せた矢野監督。残り3つのアウトを取ればファーストステージ突破。

しかしここでDeNAが意地を見せる。先頭の牧がフルカウントまで粘り、レフト前ヒットで出塁。ノーアウトランナー1塁。1死後に、バッターは好調のソト。大きなプレッシャーが湯浅にのしかかり、四球。続くオースティンにセンター前に運ばれ1死満塁、サヨナラの大ピンチ。ここで矢野監督が直接マウンドへ向かい「楽しめ!」と激励。

内野は1点も許さない前身守備。バッターは代打・藤田。湯浅が投じた初球を強く弾き返すもセカンド正面を突き、バックホームでフォースアウト、1塁にボールが渡ってダブルプレイ成立。この瞬間、阪神タイガースのファーストステージ突破が決まった。

阪神タイガースのレギュラーシーズンの戦績は68勝71敗4分け(勝率・489)。過去勝率5割未満で日本一に輝いたチームはない。「史上最大の下剋上」に向け、10月12日から始まる対ヤクルト、ファイナルステージが楽しみだ。

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